
Naho KONOIKE M.D., Ph.D
鴻池菜保
NEWS
2022/5/27
愛知建築士会名古屋北支部主催の第8回「いくいくみしる」に参加し、講演をおこないました。子育て中のお母さんお父さんと一緒に、脳のはたらきからこどもとのかかわりについて一緒に考えるよい機会になりました。
2023/4/3
京都大学では、2009年から京都大学次世代研究者育成支援事業「白眉プロジェクト」を立ち上げ、次世代を担う研究者を育成する取り組みを進めています。この度、13期生の白眉研究者として「サルの脳内に直接語りかける手法の開発と統合失調症における幻聴のメカニズム解明」という研究テーマで活動を開始しました。5年間の任期です。
2022/12/16
カールソン神経科学テキストー脳と行動ー 原書13版が丸善出版(株)から発売されました。中村克樹先生が監修され、私は今回、訳者のひとりとして加わりました。第16章「神経疾患」を担当しました。
2022/10/27
コモンマーモセットの繁殖や飼育方法についてまとめた簡易マニュアルが「霊長類研究」に掲載されます。出版に先立って、ウェブ上で早期公開されました。
「マーモセット繁殖飼育簡易マニュアル」三輪 美樹, 鴻池 菜保, 勝山 成美, 中村 克樹
研究テーマ
喜怒哀楽などの情動(emotion)や気分(mood)をうみだす脳のしくみやその制御のメカニズムに興味をもって研究をしています
情動の神経ネットワーク

情動にかかわる脳領域(前部帯状皮質・扁桃核)のはたらきとその神経ネットワークについて研究しています
疾患モデル霊長類

精神・神経疾患のモデル霊長類の作出を試み、これらモデル動物の行動や脳のはたらきをしらべる方法を開発しています
コミュニケーションの脳機能

南米原産の小型ザル・コモンマーモセットの鳴き交わし行動に注目し、音声コミュニケーションにかかわる脳のはたらきをしらべています
リズムの知覚・生成

音楽や言語の要素である「リズム」の知覚や生成にかかわる脳のしくみについてしらべています
アウトリーチ活動
犬山市子育てステップアップ講座にて講師を務めました。「脳のはたらきから考える親と子のかかわり」と題して、犬山市内の幼稚園・保育園・子育て支援センターを利用されている保護者の皆さまや園のスタッフの方々と子育てについて一緒に考えました。
(2022年7月)

Nature Methods誌の “Neuroscientists go wireless” という特集記事にインタビューが載りました。脳活動をワイヤレスで記録する実験手法について、霊長類研究者としての立場から、装置の開発についての見解を述べました。
(2021年10月)

インドにあるSri Venkateswara College, University of Delhiで生物科学専攻の学生が発行している年刊誌「VERDURE」にインタビュー記事が掲載されました(page 43-46)。神経科学者としてのこれまでの歩み、現在おこなっている研究、学生に伝えたいこと、など編集長であるAparna Pillaiさんの質問に答えました。
(2021年5月)

芸術批評誌REAR45号の特集「コロナ禍の文化と生活」に手記『「そと」と「なか」の新しいかかわり』を寄稿しました
(2020年10月)

第41回ゆっくりサロン原にて「サルの脳からわかること」と題した地域のみなさまとの勉強会をおこないました。講演のあとは、一緒に音楽にあわせた体操をたのしみました。
(2020年8月)

Clinical Neuroscience2012年 30巻 8号に総説「視覚の神経科学 顔・表情」を寄稿しました
(2012年8月)

地方情報誌 月刊Myuでこれまでの歩みや大学院での研究生活が紹介されました
(2007年10月)

連絡先
konoike.naho.8x [a] kyoto-u.ac.jp