「マフィンおばさんのぱんや」

ちいさな町に住んでいるので、欲しい本があっても日常の生活範囲ではなかなか入手できません。主にネット書店を利用するのですが、やはりリアル書店にも行きたくなります。

先日、久しぶりに都市部に出る機会があったので大型書店に立ち寄りました。短時間のつもりが、あれもこれも気になってついつい滞在時間が延び、最終的は腕に分厚いものから少し薄めのものまで何冊もの本を抱えてレジに並びました。

レジを待つ間にふと壁に貼ってあるポスターに目が留まりました。「ブックサンタ」とあり、「あなたが選んだ本をサンタクロースが全国のこどもたちに届けます」と書かれていました。この制度を利用した保護者からの声として、いつもクリスマスプレゼントを買ってあげられなくて、とか本を買ってあげる余裕がないなどの文章がそこに並んでいました。

私はレジ待ち行列から一旦抜け、児童書コーナーで一冊の本を選びました。そして、自分用の本とともに会計をし、レジの方に「この絵本はブックサンタでお願いします」と伝えました。

私がこどものときに読み、息子たちも好きで何度も読み聞かせたことのある絵本のなかで、その書店の児童書コーナーに在庫があった一冊を選びました。マフィンおばさんのぱんやで働く少年の、ある一日の挑戦と失敗が、パンづくりの工程とともに描かれています。今年のクリスマスに『マフィンおばさんのぱんや』がだれかの手元に届いて、そして気に入ってくれますように。

投稿者: Naho KONOIKE

大学の研究室で脳の研究をしています。このサイトでは、研究活動の紹介とともに日々感じたことなどを綴っています。このサイトのコンテンツは個人の見解であり、所属する機関とは関係ありません。

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