四辻藍美「アイヌ刺繍展」 と 「アイヌ ネノアン アイヌ」 

1986年に行われたアイヌの祭祀を描いた北村皆雄監督のドキュメンタリー映像が『チロンヌプカムイ イオマンテ』がリストアされ、劇場公開されたそうです。 “狩猟民のアイヌの伝統では、動物は肉や皮を土産に人間の国へ来るとされて続きを読む “四辻藍美「アイヌ刺繍展」 と 「アイヌ ネノアン アイヌ」 ”

工藤慈子 球美主義と切文字

ある方からアーティストの工藤慈子(くどうやすこ)さんの手ぬぐいをいただきました。大小さまざまな球が一塊となって、猫の形態のようだったり、流れゆく大きな球をになったり、となんとも不思議です。じっと見ているとひとつひとつの小続きを読む “工藤慈子 球美主義と切文字”

将軍池と都立松沢病院

少し前になりますが、世田谷区立将軍池公園を訪れました。 精神科の専門病院である都立松沢病院の広大な敷地内に池があります。大正時代に松沢病院の加藤普佐次郎医師と看護師ら、そして多くの患者さんにによって屋外作業療法の一環とし続きを読む “将軍池と都立松沢病院”

「流刑地にて」と入墨

フランツ・カフカの「流刑地にて」の投稿で、“判決文を皮膚に刻むこと”に言及しました。この物語はとある流刑地を訪れた旅行者が、何時間もかけて皮膚に直接、文字を刻み処刑する残酷な機械についての説明を将校から受けるシーンから始続きを読む “「流刑地にて」と入墨”

五味太郎「ときどきの少年」

自分が小さかったときも、そして自分のこどもたちが小さかったときに読んだり読み聞かせた五味太郎さんの絵本は両手では収まりきらない数にのぼります。 ひらがなは「ことばのあいうえお」で、かずは「たべたのだあれ」で学び、「まどか続きを読む “五味太郎「ときどきの少年」”

映画「JUNK HEAD」と「暇と退屈の倫理学」

先日、ストップ・モーション長編アニメの『JUNK HEAD』を観ました。 “奇才・堀貴秀がたった一人で独学で作り始め7年かけ完成させた奇跡のSFストップモーションアニメ。環境破壊やウィルス感染による遺伝子崩壊で滅亡に向か続きを読む “映画「JUNK HEAD」と「暇と退屈の倫理学」”

グレッグ・イーガン「貸金庫」

昨年末、SF作家のグレッグ・イーガンが映画『君の名は。』を見たとtwitterでつぶやき、新海誠監督がそれに応えるやりとりが話題となりました。 長編アニメーション映画『君の名は。』は東京の少年と飛騨の少女の間で入れ替わり続きを読む “グレッグ・イーガン「貸金庫」”

「泰平ヨン」シリーズと「コングレス未来学会議」

ポーランドの小説家スタニスワフ・レムについては映画「惑星ソラリス」とその原作の「ソラリス」についてこのブログでも触れたことがあります。レムは「泰平ヨン」という主人公がさまざまなところに行くSF小説シリーズも執筆しています続きを読む “「泰平ヨン」シリーズと「コングレス未来学会議」”

ソラリスと1984

以前、アンドレイ・タルコフスキーに関連して、映画「惑星ソラリス」に少し触れましたが、今回はその原作Solarisについてのブログです。 少し前の話になりますが、書店をうろうろしていたところ、ハヤカワ文庫SFのスタニスワフ続きを読む “ソラリスと1984”