「エコール」と「エヴォリューション」

映画「エコール」と「エヴォリューション」が同じ監督の作品と知らずに立て続けに観ました。これも何かの縁かと思い、文として記録に残したいと思います。 ルシール・アザリロヴィック(1961-)はフランスの映画監督です。「カルネ続きを読む “「エコール」と「エヴォリューション」”

京都国際マンガミュージアム

数か月前になりますが、京都国際まんがミュージアムを訪れました。京都市とマンガ学部がある京都精華大学の共同事業で、博物館のような図書館のような文化施設です。約30万点の資料が保管・管理されており、そのうち5万冊のマンガは管続きを読む “京都国際マンガミュージアム”

国分拓「ヤノマミ」と「ノモレ」

国分拓『ヤノマミ』はNHKの番組ディレクターである筆者が、アマゾンに住む先住民であるヤノマミ族とともに暮らした150日間の体験をまとめたものです。彼らのことばや食べ物に始まり、出産や死者の弔いに現れた死生観に至るまで、筆続きを読む “国分拓「ヤノマミ」と「ノモレ」”

四辻藍美「アイヌ刺繍展」 と 「アイヌ ネノアン アイヌ」 

1986年に行われたアイヌの祭祀を描いた北村皆雄監督のドキュメンタリー映像が『チロンヌプカムイ イオマンテ』がリストアされ、劇場公開されたそうです。 “狩猟民のアイヌの伝統では、動物は肉や皮を土産に人間の国へ来るとされて続きを読む “四辻藍美「アイヌ刺繍展」 と 「アイヌ ネノアン アイヌ」 ”

工藤慈子 球美主義と切文字

ある方からアーティストの工藤慈子(くどうやすこ)さんの手ぬぐいをいただきました。大小さまざまな球が一塊となって、猫の形態のようだったり、流れゆく大きな球をになったり、となんとも不思議です。じっと見ているとひとつひとつの小続きを読む “工藤慈子 球美主義と切文字”

将軍池と都立松沢病院

少し前になりますが、世田谷区立将軍池公園を訪れました。 精神科の専門病院である都立松沢病院の広大な敷地内に池があります。大正時代に松沢病院の加藤普佐次郎医師と看護師ら、そして多くの患者さんにによって屋外作業療法の一環とし続きを読む “将軍池と都立松沢病院”

「流刑地にて」と入墨

フランツ・カフカの「流刑地にて」の投稿で、“判決文を皮膚に刻むこと”に言及しました。この物語はとある流刑地を訪れた旅行者が、何時間もかけて皮膚に直接、文字を刻み処刑する残酷な機械についての説明を将校から受けるシーンから始続きを読む “「流刑地にて」と入墨”

五味太郎「ときどきの少年」

自分が小さかったときも、そして自分のこどもたちが小さかったときに読んだり読み聞かせた五味太郎さんの絵本は両手では収まりきらない数にのぼります。 ひらがなは「ことばのあいうえお」で、かずは「たべたのだあれ」で学び、「まどか続きを読む “五味太郎「ときどきの少年」”

映画「JUNK HEAD」と「暇と退屈の倫理学」

先日、ストップ・モーション長編アニメの『JUNK HEAD』を観ました。 “奇才・堀貴秀がたった一人で独学で作り始め7年かけ完成させた奇跡のSFストップモーションアニメ。環境破壊やウィルス感染による遺伝子崩壊で滅亡に向か続きを読む “映画「JUNK HEAD」と「暇と退屈の倫理学」”

グレッグ・イーガン「貸金庫」

昨年末、SF作家のグレッグ・イーガンが映画『君の名は。』を見たとtwitterでつぶやき、新海誠監督がそれに応えるやりとりが話題となりました。 長編アニメーション映画『君の名は。』は東京の少年と飛騨の少女の間で入れ替わり続きを読む “グレッグ・イーガン「貸金庫」”