早川書房主催のイベント「パラニューク降臨!『ファイト・クラブ』作者が語る小説と世界の現在地」にオンライン参加しました。 イベント名にも掲げられているように、小説家チャック・パラニュークは、デイヴィッド・フィンチャー監督の続きを読む “チャック・パラニューク降臨”
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「ゼロの未来」と「未来世紀ブラジル」
2013年に製作されたテリー・ギリアム監督のSF映画『ゼロの未来』を観ました。荒廃した都市とネットワークによる監視社会、サイケデリックで風変わりな登場人物、とテリー・ギリアム・ワールド全開な作品でした。 近未来世界。世間続きを読む “「ゼロの未来」と「未来世紀ブラジル」”
「エコール」と「エヴォリューション」
映画「エコール」と「エヴォリューション」が同じ監督の作品と知らずに立て続けに観ました。これも何かの縁かと思い、文として記録に残したいと思います。 ルシール・アザリロヴィック(1961-)はフランスの映画監督です。「カルネ続きを読む “「エコール」と「エヴォリューション」”
四辻藍美「アイヌ刺繍展」 と 「アイヌ ネノアン アイヌ」
1986年に行われたアイヌの祭祀を描いた北村皆雄監督のドキュメンタリー映像が『チロンヌプカムイ イオマンテ』がリストアされ、劇場公開されたそうです。 “狩猟民のアイヌの伝統では、動物は肉や皮を土産に人間の国へ来るとされて続きを読む “四辻藍美「アイヌ刺繍展」 と 「アイヌ ネノアン アイヌ」 ”
「遊星からの物体X」と「ゼイリブ」
NHK-BSプレミアムでアメリカの映画監督ジョン・カーペンター(1948-)の作品を放映していました。 アメリカの作家ジョン・W・キャンベル(1910-1971)による短編SF小説『影が行く』を原作とした映画『遊星よりの続きを読む “「遊星からの物体X」と「ゼイリブ」”
映画「JUNK HEAD」と「暇と退屈の倫理学」
先日、ストップ・モーション長編アニメの『JUNK HEAD』を観ました。 “奇才・堀貴秀がたった一人で独学で作り始め7年かけ完成させた奇跡のSFストップモーションアニメ。環境破壊やウィルス感染による遺伝子崩壊で滅亡に向か続きを読む “映画「JUNK HEAD」と「暇と退屈の倫理学」”
グレッグ・イーガン「貸金庫」
昨年末、SF作家のグレッグ・イーガンが映画『君の名は。』を見たとtwitterでつぶやき、新海誠監督がそれに応えるやりとりが話題となりました。 長編アニメーション映画『君の名は。』は東京の少年と飛騨の少女の間で入れ替わり続きを読む “グレッグ・イーガン「貸金庫」”
「泰平ヨン」シリーズと「コングレス未来学会議」
ポーランドの小説家スタニスワフ・レムについては映画「惑星ソラリス」とその原作の「ソラリス」についてこのブログでも触れたことがあります。レムは「泰平ヨン」という主人公がさまざまなところに行くSF小説シリーズも執筆しています続きを読む “「泰平ヨン」シリーズと「コングレス未来学会議」”
ファンタスティック・プラネット
「ファンタスティック・プラネット」は1973年にフランス=チェコ・スロバキア合作で制作されたSF長編アニメーション映画です。フランスの作家ステファン・ウルのSF小説「Oms en Série (オム族がいっぱい)」を原作続きを読む “ファンタスティック・プラネット”
return to OZ
「オズの魔法使い」の物語はみなさんよくご存じだと思います。絵本や映画、ミュージカルなどさまざまな作品となってこどもたちに語り継がれています。 この「オズの魔法使い」はアメリカの作家であるライマン・フランク・ボームが書いた続きを読む “return to OZ”