数か月前になりますが、京都国際まんがミュージアムを訪れました。京都市とマンガ学部がある京都精華大学の共同事業で、博物館のような図書館のような文化施設です。約30万点の資料が保管・管理されており、そのうち5万冊のマンガは管続きを読む “京都国際マンガミュージアム”
タグアーカイブ:museum
工藤慈子 球美主義と切文字
ある方からアーティストの工藤慈子(くどうやすこ)さんの手ぬぐいをいただきました。大小さまざまな球が一塊となって、猫の形態のようだったり、流れゆく大きな球をになったり、となんとも不思議です。じっと見ているとひとつひとつの小続きを読む “工藤慈子 球美主義と切文字”
諸星大二郎展
現在、三鷹市美術ギャラリーで諸星大二郎展が開催中です。 諸星大二郎(1949年生まれ)は多数の熱狂的ファンをもち、異分野のクリエイター、研究者といった幅広い層からも絶大な支持を得ている漫画家です。1970年『ジュン子・恐続きを読む “諸星大二郎展”
アアルト展と横尾忠則展
先月、仕事で神戸に滞在していました。コロナ禍でもあり、プライベートで街中にでる時間がほとんど取れなかったのですが、一度だけアーケード通りを歩いたときに、美術館の広告をみつけました。兵庫県立美術館の企画展「アイノとアルヴァ続きを読む “アアルト展と横尾忠則展”
杉原千畝と「命のビザ」
岐阜県八百津市には用事があり、ときどき行くことがあります。以前行ったときに少し時間ができたので、初めて杉原千畝記念館に足を運んでみました。 杉原千畝(1900-1986)は八百津で生まれました。のちに外交官となり、第二次続きを読む “杉原千畝と「命のビザ」”
豊田市美術館 ボイス+パレルモ展
2021年5月12日は、ヨーゼフ・ボイスの100回目の誕生日でした。新型コロナウイルス感染の流行が少し落ち着いていた先月上旬、豊田市美術館で開催されているボイス+パレルモ展に足を運びました。 豊田市美術館は建築家・谷口吉続きを読む “豊田市美術館 ボイス+パレルモ展”
猪熊弦一郎のおもちゃ箱
猪熊弦一郎は昭和期を代表する洋画家の一人。「絵を描くには勇気がいる」が口癖だった猪熊は、具象から抽象へ、更に両方が融合した形態へ、常に新しいものに挑戦し続けた画家である。(NHK人物録より) しばらく前のことですが、書店続きを読む “猪熊弦一郎のおもちゃ箱”
アウトサイダー・アート
1945年にフランスの画家ジャン・デュビュッフェは精神疾患患者など美術の専門教育を受けていない人々が他者を意識せずに創作した芸術をアール・ブリュット、すなわち“生(き)の芸術”と名づけました。その後、1972年にイギリス続きを読む “アウトサイダー・アート”