ひとつの単語について考える

8月の東京滞在でルイジ・ギッリ展に行ったあとに寄ったのが恵比寿にあるアートブック・インテリアショップのPOSTでした。ルイジ・ギッリの写真集『Atelier Morandi』と出会ったのが20年前のこの書店(当時はlim続きを読む “ひとつの単語について考える”

「ルイジ・ギッリ 終わらない風景」展

8月に東京都写真美術館で開催していた「総合開館30周年記念 ルイジ・ギッリ 終わらない風景」展を観てきました。ルイジ・ギッリ(1943-1992)はイタリアの写真家であり、今回がアジア初の個展だそうです。 ルイジ・ギッリ続きを読む “「ルイジ・ギッリ 終わらない風景」展”

『百年の孤独』と『「百年の孤独」を代わりに読む』

年末年始休暇中に『百年の孤独』を読み終えました。 ガブリエル・ガルシア=マルケスのこの本が新潮文庫から刊行されたのが2024年6月26日でした。この発売日から数日後、私は大学時代を過ごしたある地方都市にいました。 実家が続きを読む “『百年の孤独』と『「百年の孤独」を代わりに読む』”

ブックサンタ2024

今年もブックサンタに参加してきました。昨年はじめて寄付をしたときの様子はこちらのブログに書きました。ブックサンタとは書店で本を購入して「ブックサンタです」と店員さんに預けることで、クリスマスのお祝いをすることが難しい家庭続きを読む “ブックサンタ2024”

「マフィンおばさんのぱんや」

ちいさな町に住んでいるので、欲しい本があっても日常の生活範囲ではなかなか入手できません。主にネット書店を利用するのですが、やはりリアル書店にも行きたくなります。 先日、久しぶりに都市部に出る機会があったので大型書店に立ち続きを読む “「マフィンおばさんのぱんや」”

「中国の死神」大谷亨

凄い本を読んでしまいました。 “自分を変える凄い本は,たしかにある。読前と読後で,自分が一変してしまうような衝撃や視座をもたらすようなやつ。価値観や生活感だけでなく,ともすると人生そのものにインパクトを与える。見慣れた世続きを読む “「中国の死神」大谷亨”

「できる研究者の論文生産術」

論文としてまとめなくてはならない実験データが溜まってきてしまいました。そんな自分に活をいれるため、久しぶりに本棚からポール・J・シルヴィア著『できる研究者の論文生産術』を取り出し、また読みはじめました。 たしかこの本のこ続きを読む “「できる研究者の論文生産術」”

<責任>の生成 中動態と当事者研究

ここしばらく、隣接する市の図書館に通っています。取り揃えている本も図書館によってそれぞれ違うので、ときどき別の図書館に行くとたのしみが増えます。 最近、借りて読んだ中でよかったのは劉 慈欣『円 劉慈欣短篇集』、カズオ・イ続きを読む “<責任>の生成 中動態と当事者研究”

ヤン・シュヴァンクマイエル「オテサーネク 妄想の子供」

チェコの映画監督であるヤン・シュヴァンクマイエル(1934-)は、実写とアニメーションを融合した独特の作品をつくっています。これまで、不思議の国のアリスをモチーフにした長編映画『アリス』と、ヨハン・ファウスト伝説を基にし続きを読む “ヤン・シュヴァンクマイエル「オテサーネク 妄想の子供」”