return to OZ

「オズの魔法使い」の物語はみなさんよくご存じだと思います。絵本や映画、ミュージカルなどさまざまな作品となってこどもたちに語り継がれています。

この「オズの魔法使い」はアメリカの作家であるライマン・フランク・ボームが書いた児童文学作品です。第一作の「オズの素敵な魔法使い」が商業的に大成功を収め、その後もつぎつぎと続編が生まれることになります。映画「Return to Oz」は、続編の「オズの虹の国」と「オズとオズマ姫」を原作としてディズニーが製作した実写映画で、1985年に公開されました。当時、父に映画館に連れて行ってもらい鑑賞したことを覚えています。

印象深い作品のひとつで、大人になってまた観たくなり、数年前にDVDを購入しました。日本語字幕つきは販売されてなくて英語版のみでした。こども向け作品なのでかんたんな英単語をつかった英語字幕がでるので、そのときはまだ小さかった息子にセリフを訳してあげながら一緒に観ました。こどものときも、そして大人になっても家族とたのしめる作品に出合えたことを嬉しく思った記憶があります。登場人物の造形や衣装、設定が素敵なんです。ホイーラーズとかモンビ女王などはその日の夜に夢にでてきそうな感じがあります。

ここ数年で見た映画のなかで、Return to Ozに似た雰囲気の印象深い映画に「アリス」と「パンズ・ラビリンス」があります。「アリス」はチェコスロバキア出身のヤン・シュヴァンクマイエル監督の1988年の作品で、「パンズ・ラビリンス」はギレルモ・デルトロ監督の2006年の作品です。これらについてはまた機会があったら書きたいと思っています。

投稿者: Naho KONOIKE

大学の研究室で脳の研究をしています。このサイトでは、研究活動の紹介とともに日々感じたことなどを綴っています。このサイトのコンテンツは個人の見解であり、所属する機関とは関係ありません。

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