「流刑地にて」と入墨

フランツ・カフカの「流刑地にて」の投稿で、“判決文を皮膚に刻むこと”に言及しました。この物語はとある流刑地を訪れた旅行者が、何時間もかけて皮膚に直接、文字を刻み処刑する残酷な機械についての説明を将校から受けるシーンから始続きを読む “「流刑地にて」と入墨”

五味太郎「ときどきの少年」

自分が小さかったときも、そして自分のこどもたちが小さかったときに読んだり読み聞かせた五味太郎さんの絵本は両手では収まりきらない数にのぼります。 ひらがなは「ことばのあいうえお」で、かずは「たべたのだあれ」で学び、「まどか続きを読む “五味太郎「ときどきの少年」”

映画「JUNK HEAD」と「暇と退屈の倫理学」

先日、ストップ・モーション長編アニメの『JUNK HEAD』を観ました。 “奇才・堀貴秀がたった一人で独学で作り始め7年かけ完成させた奇跡のSFストップモーションアニメ。環境破壊やウィルス感染による遺伝子崩壊で滅亡に向か続きを読む “映画「JUNK HEAD」と「暇と退屈の倫理学」”

グレッグ・イーガン「貸金庫」

昨年末、SF作家のグレッグ・イーガンが映画『君の名は。』を見たとtwitterでつぶやき、新海誠監督がそれに応えるやりとりが話題となりました。 長編アニメーション映画『君の名は。』は東京の少年と飛騨の少女の間で入れ替わり続きを読む “グレッグ・イーガン「貸金庫」”

「泰平ヨン」シリーズと「コングレス未来学会議」

ポーランドの小説家スタニスワフ・レムについては映画「惑星ソラリス」とその原作の「ソラリス」についてこのブログでも触れたことがあります。レムは「泰平ヨン」という主人公がさまざまなところに行くSF小説シリーズも執筆しています続きを読む “「泰平ヨン」シリーズと「コングレス未来学会議」”

ソラリスと1984

以前、アンドレイ・タルコフスキーに関連して、映画「惑星ソラリス」に少し触れましたが、今回はその原作Solarisについてのブログです。 少し前の話になりますが、書店をうろうろしていたところ、ハヤカワ文庫SFのスタニスワフ続きを読む “ソラリスと1984”

return to OZ

「オズの魔法使い」の物語はみなさんよくご存じだと思います。絵本や映画、ミュージカルなどさまざまな作品となってこどもたちに語り継がれています。 この「オズの魔法使い」はアメリカの作家であるライマン・フランク・ボームが書いた続きを読む “return to OZ”

諸星大二郎展

現在、三鷹市美術ギャラリーで諸星大二郎展が開催中です。 諸星大二郎(1949年生まれ)は多数の熱狂的ファンをもち、異分野のクリエイター、研究者といった幅広い層からも絶大な支持を得ている漫画家です。1970年『ジュン子・恐続きを読む “諸星大二郎展”